ヘアケアNG集
たくさんある「昔の常識、いまは非常識」
シャンプーの刺激で毛穴の周りは角化・肥厚して毛穴の中は酸欠状態になり、常在菌の異常繁殖してニオイが発生します。
みんなおどかしです。
毎日のようにシャンプーしているのは日本だけです。
欧米では2~4日に1回くらいのシャンプーです。
多くの人は「空調の効いた室内で、汗もかかない快適な職場」なので、そんなに汚れるはずがないのに、毎日洗う無意識の習慣ができています。
だから、「洗い過ぎ」による損傷毛や薄毛が多いのです。
その結果、メーカーは「シャンプーとトリートメント」の販売が増えてにっこりです。
「ニオイ菌が」の問題ですが、「洗わないから臭い、菌が発生する」のではなく、洗って頭皮の環境が悪化するから常在菌の異常繁殖しているのです。
シャンプーなどヘアケア剤の刺激に、右上の写真のように毛穴が角化し肥厚してしまうため毛穴の内部に居た常在菌が異常繁殖して臭いが発生するのです。
つまりシャンプーで洗いすぎ、頭皮のエコロジーが乱れたため、中に住んでいる常在菌が繁殖する環境になってしまったのです。(洗わないで不潔になった結果ではない)
感触的にはやさしく感じても、頭皮(細胞)は刺激を感じているし、毛穴の中は荒れて、剥離性の広汎性脱毛の抜け毛が見られます。
「アミノ酸系だから」とか「やさしいシャンプーだから」と、勝手に解釈していると損傷毛や薄毛は改善しません。
アミノ酸系の洗浄成分でもピンからキリまであり、刺激の数値も大きく違います。
またシャンプーには複数の洗浄成分が配合されていますが、全部がアミノ酸系洗浄成分だと価格が高くなるので、他の洗浄成分と混ぜて作られています。
だから「どのアミノ酸か、なん%アミノ酸なのか」が問題なのです。
「やさしいシャンプー」とは「他の商品と比較して”やさしい”」という意味でしょうが、それも自社試験の数値ですし、目安にはなっても「頭皮に残ればアウト」であることは変わらないので「頭皮への残留性」のほうが重要です。
レストルに相談に来られた場合、まず頭皮洗浄をおこない「使っているシャンプーの残留度」と「頭皮の育毛環境」をチェックしています。
なぜ、シャンプーにこだわるのでしょうか、神経質になるのでしょうか。
それは「人口の約8%はアトピー性皮膚炎、人口の約20%はアトピー素因を持つ」からで、そうした人は「防御力が弱い体質」、シャンプーが頭皮や毛穴の内部へ入り込みやすい人だからです。
トリートメントは髪の表面だけを保護し、髪質をよくしているわけではありません。
頭皮のエコロジーを考えたとき、毒性が強く殺菌作用のある陽性の界面活性剤が配合されているトリートメントはなるべく使わないほうがいい。
とくに「薄毛を改善したい頭皮」には中止したほうがいい。(特に男性型脱毛症は)
右の写真はトリートメントした髪の断面ですが、トリートメントは髪の表面を覆っているだけで、髪質をよくしているわけではありません。
また、この被膜は「シャンプーで洗い取られる」ので、シャンプーのたびに使わなければならないため、経済的にも時間的にもロスになります。
いちばんの問題は「トリートメントを髪に塗布」すると、トリートメントの成分が髪の保護成分と混ざり合い、シャンプーしたときに「髪に必要な保護成分まで余分に洗い取っていく」ため、トリートメントを使っていると髪質は悪くなっていくのです。
だから、ますます高額なトリートメントを使わなければ髪は維持できなくなります。
事実、トリートメントでは不足なのでコンディショナーを使う女性が増えてきています。
レストルでは、薄毛の人、髪の細い人向けのトリートメントを開発していますが、どうしてもトリートメントを使いたいと希望する人にしか使って頂いておりません。
それよりも「トリートメントを使わなくてもいいシャンプー」を使って頂いております。
アトピー家系の家族が全員で使っている業務用のエコシャンプー
「よく洗って」とか「しっかり洗って」が習慣になっています。
毎日のように洗うから、そんな洗い方をするからツヤがなくなり、損傷毛がひどくなり、白髪年齢は速くなり、薄毛になりやすくなるのです。
しっかり洗って髪が傷んだらトリートメントを使う。悪くなってからよくしようとするのではダメですよ。
悪くしない、悪くならないようにケアすべきです。
A.「シャンプー 2000円+トリートメント2000円」
B.「美髪維持、薄毛予防のシャンプー 3600円」
どちらがお得ですか。どちらかかんたんですか。
普通のシャンプーと比較して「育毛向けのシャンプーは高め」ですが、トリートメントは不要。
白髪、損傷毛、薄毛など将来のことまで考えると、「ぜったいに育毛向けシャンプーのほうがお得」です。
育毛向けですが「髪質がしだいによくなっていくシャンプー」です。