28%は薄毛になりやすい体質
この本にも書きましたが、シャンプーで薄毛になっている事実を信じない人は多く、シャンプーに含まれている成分は、薄毛や損傷毛だけでなく体のいろいろな部位にもダメージを与えています。
シャンプーの主剤は「界面活性剤」とよばれ、この成分は「毛穴の中だけでなく”細胞内”へも浸透」していく性質を持ち、細胞にダメージを与えています。
「じぶんはていねいにすすぎ洗いしているから」といっても、やはりシャンプーは毛穴の内部まで浸透していくため、微量ですが残留しており、それが毎日となると積み重なって大きなダメージとなるのです。
われわれは「体質的に防御がしっかりしている」人と「防御膜が弱い体質」の人がいて、約28%、4人に1人は『防御機能が弱い体質』の人なのです。
この人達が「薄毛になりやすい」人なのです。 このことを知らないで「やさしいシャンプー」を探しても、やはり薄毛になりやすいことには変わりなく、薄毛の人口は増えています。
シャンプーする目的を考えてみましょう。
あなたは「どの目的」でシャンプーを使っていますか。
1.汚れを取り、髪をきれいにしたい。
2.髪を傷めない、クシ通りをよくしたい。
3.細毛や薄毛の対策。
メーカーがシャンプーを作るのは「できるだけ多くの人に使ってもらいたい」ため、「大量に販売して利益を上げたい」からです。
そのためには消費者が好み、買ってくれ、使ってもらえるシャンプーを作っています。
そして、お客様が選ぶのは「泡立ち、指通り、滑り感、いいニオイ、クシ通り」など、見た目や感触を優先させたシャンプーを作っています。
それは使う人、お客様が好んでいるからです。
そして、残念なことに「この感触剤」はすすぎ洗いしても髪に残るように作られており、その残留性が細毛や薄毛の原因になっているのです。
あなたのシャンプー選びは間違っています
細毛や薄毛を予防し改善したいなら「感触優先」のシャンプーはNGです。
感触は少しガマンして、「頭皮の育毛環境をよくする」目的のシャンプーを使うべきです。
メーカーは、シャンプーをアミノ酸系でやさしいとか、オーガニック、ボタニカル、ハーブと、シャンプーにやさしいイメージを持たせています。
これを「育毛にいい」と錯覚していませんか。
やさしかったら髪が回復するのですか。
答えはNO
必要なのは「やさしい成分」ではなく、「洗浄成分はなにか」が重要で「どのような処方なのか」が大切です。
もっと専門的に追求すれば「アミノ酸系だからいい」と無条件に思い込むのは「間違い」で、どのようなアミノ酸を使っているかです。
アミノ酸系の洗浄成分でも、品種により刺激は50%も違い、同じ表示成分でもメーカーや精製法などで、性質は大きく違います。
だから「やさしい」とか「アミノ酸系だから」など、メーカーが宣伝している成分的な効果で商品を選ばないこと。
薄毛の対策や改善なら「頭皮用のシャンプー」を選び、じぶんの症状に適した洗い方をするべきです。頭皮用とか育毛用は「頭皮の育毛環境を整える目的で処方構成」されており、残留性が少ないようにつくられています。(便乗商品に注意)
女性の平均寿命は87才。
いま30代の女性なら、まだこれから先の方が長く60年以上も生きるので、じぶんに適したシャンプーを使うのとそうでないのでは下記のように大きく違います。(費用と労力)
1.ツヤがないためトリートメントを使う。
2.トリートメントを使うとますます髪質は悪くなる。
3.白髪年齢が早くなる。定期的なカラーをする、カラーの発色が悪い。
4.カラーすると髪がやせる、スタイリング剤などが必要
5.毛が細くなる。ボリュームアップの商品が必要
6.薄毛になっていく。育毛商品の使用
7.ウィッグなど。
これにかかる「費用と時間と労力」、それに周りの人の目を気にします。
薄毛の相談者からは「外見で判断されるため、就活や婚活にもハンデを感じる」と嘆いていらっしゃいます。
育毛をしていても「シャンプーがマイナス」だと
1.育毛剤の効き目が悪い
2.育毛手当と通常のヘアケアはなじまない。
お互いのマイナスに。
シャンプーで頭皮や髪をきれいにしているつもりが、毛の生育にマイナスとなり、長い時間かけて薄毛になっていくのです。長い時間かけて薄毛になるため「シャンプーで薄毛」になっていることを知らないのです。
こんな例があります。
薄毛なので育毛シャンプーを推奨しても「シャンプーはじぶんの好みのシャンプーを使いたい」といっていた女性が、しだいに毛が細くなり、スタイリング剤でもボリュームが出せなくなってしまいました。
そこで、やっとシャンプーを育毛シャンプーに替え、スタイリング剤もガマンして頂きましたが、2週間ほどすると「髪の色や立ち上がりが違う」と喜ばれました。
それからは積極的にケアされ、新しい毛も生えてきて「天使の輪」ができはじめました。
このことから「育毛は”まずマイナスを減らす”」ことから始める必要があります。
つまり『いちばんのマイナスとなっていたシャンプーやトリートメント、スタイリング剤』などを止めて、必要なケアだけにすると「髪は回復する」ことが証明されています。
もう1つ、シャンプーの価格について。 たしかに「レストルの育毛シャンプー」は他のシャンプーに比べて高いです。しかしシャンプーだけの価格で比較しないでほしい。
薄毛を改善した人から「確かにレストルのシャンプーは高いけど、トリートメントやスタイリング剤を使わなくてもいいとか、毎日のケアがかんたん」などと言われます。
総合すると「かえって安くつく」と言われます。
とくに「業務用」は、他のメーカーより安く設定しており、「どうせシャンプーは続けて使うので」と業務用を購入する人は多い。
右の写真の上は『薄毛で地肌がすけて見える部位」の拡大写真。すでにうぶ毛か毛穴だけの状態になっています。
真ん中の写真は、シャンプーを育毛用に替えて約2ヶ月ほど経った写真。『うぶ毛が生えてきている』のが確認できます。
下の写真は「3ヶ月後の、うぶ毛状態が黒く硬い硬毛に変わってきた」写真です。
このように『うぶ毛が硬毛まで育つ育毛』でなければ、育毛効果があったとはいえません。
注意 これは「シャンプーだけでも改善された例」で、全員がシャンプーだけで改善されることはありません。
しかし、レストルには、女性の薄毛なら高い改善率があるという実績はあります。
薄毛やAGAを改善するためには、体質、現れている症状、部位、進行度、生活環境などの問診と、状態を観察して「ケアの方法を決める」必要があります。
その後ケアに使う商品を選びます。
「どのシャンプーを選ぶか」「どのように使うか」で、効果に大きく差が出てくるからです。
レストルではあらゆる商品に関して、カウンセラーが「どのように使うか」をアドバイスして商品をお渡ししています。
『在宅ケア』:家での薄毛改善を希望するかたが増え、レストルでは次のような在宅ケアシステムを採っています。
1.メールで問診
2.スマホかデジカメで画像を送ってもらう。
3.ケアの方法を組み立て。
4.在宅ケアプログラム(家で薄毛のケアをするレシピの作成)
5.ケアに使う商品と使い方、注意事項などを送ります。
6.メールか電話による定期的なカウンセリング。
症状や進行度に適した「注意事項」や「養生法」を商品といっしょにアドバイスして「最大の効果」が期待できるような販売システムを採っています。