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皮脂が多いとか男性型などの問題ではありません。頭皮や毛穴、そして毛穴の中がどのような状態になっているかが問題なのです。 炎症やうっ血があり弱っている頭皮に、皮脂を取るなどの処置は過激な手当です。手当の直後は頭皮や毛穴がきれいになっていても、実は過剰な手当なのです。
毎日きれいに洗っているはずの頭皮や髪ですが、シャンプーやリンス、カラーやパーマの薬液、水道水の金属分、タバコや排気ガスなどの残留物、 古くなった皮脂などの老廃物がいっぱいの状態になっています。この状態を放置して育毛手当をしてもマイナスが大きすぎて育毛の効果が出ないことがわかってきました。
大きな毛穴から太い毛は生えます。毛が細くなり軟毛しか生えてこない毛穴は萎縮して小さく浅くなり、やがて痕跡だけが残ります。 太い毛に回復させたいなら、毛穴も大きく活性化させなければいくら育毛剤を付けても効果は少ないのです。
頭皮が赤い、部分的に赤い、赤っぽい等頭皮に炎症やうっ血のある薄毛・細毛が増えてきました。炎症も急性か慢性化で手当が違います。 このような状態で育毛剤を使っても効きません。逆に頭皮を弱らせることになるので気をつけましょう。
皮脂が多くて髪がべたつく、炎症があるなら、かんたんに「脂漏性」と判断してしまう専門家が増えています。 しかし頭皮だけ脂漏性ということはなく、皮膚医学を学んだ専門家なら、類症鑑別で皮脂が多いだけなのか、炎症なのか、他の湿疹なのか、 脂漏性なのかを見分けて的確な手当をするはずです。
最近増えてきた炎症頭皮とうっ血。燃えるような赤、網目状に赤い、うっすら赤い、紫がかった赤、などにより原因が違うので、手当も違ってきます。 また赤くはならなくても、むくんでいたりして血管が弱っている頭皮が多くなり、いずれも育毛剤での手当では治らないので要注意。
育毛剤は残念なことに血流を増やすことが主なので、弱っている血管の頭皮には効きません。 このような場合はきれいな血にする浄血と血の力を増すためのケアを行わなければ薄毛は改善しにくく症状が長引きます。
薄毛の自己判断は危険なので、家庭で手当する場合は一度だけ育毛カウンセラーに診断してもらいましょう。手当を組み立ててもらう方が結果的には安く早く確実です。
頭皮と毛穴、毛の状態は個人差が大きく原因も異なります。しかし「薄毛・細毛」というだけで、シャンプーや育毛剤を選んでいると失敗の原因になります。
薄毛を改善するためには頭皮マッサージは欠かせません。しかし、現実には頭皮マッサージを正しく行っている人は少ない。 ただ血流をよくするだけの頭皮マッサージでは、育毛効果は低い。薄毛改善には付加価値面のある頭皮マッサージが必要です。